6月4日から歯と口の衛生週間がはじまりました
むし歯を予防するために 毎日使っている歯磨き粉 『フッ素入り』を選んでいるひと多いですよね
フッ素は3つの働きでむし歯の発生と進行を予防します。
①エナメル質の再石灰化
酸により歯から溶け出したリンとカルシウムを補い、再石灰化を促進させます。
②歯の質の強化
歯の表面のエナメル質を酸に溶けにくい性質に変え、むし歯への抵抗力を高めます。
③菌の働きを弱める
むし歯菌を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。
むし歯から歯を守ってくれる フッ素
実は、正しく使わないと、フッ素の力は発揮できないんです!
フッ素の効果を引き出すための使い方『2+2+2+2テクニック』の紹介です
①2㎝たっぷりつけて磨きましょう
②2分間 歯、全体、すみずみまでに行き渡らせましょう
③磨いたあと、2時間は飲食しません
④一日二回 朝、夜2回使用しましょう 3回以上もOKらせましょう
これは、予防歯科先進国スウェーデンで考案された
むし歯予防の効果が期待できるフッ素入り歯磨き剤の使い方です
簡単に取り入れられる方法なので ぜひ 今日のはみがきから実践してみてくださいね
★歯みがき剤2㎝は6歳から成人、高齢者の使用量になります
当院では、フッ化物入りの歯みがき剤の他に
フッ素がすみずみまで行き渡らせやすい洗口液や
フッ素が残りやすいジェルタイプもございます
ひとりひとりのお口の状態、むし歯のリスクに合わせた
フッ化物の使用方法を指導していますのでお気軽にご相談ください